
那覇市内の観光は、バスやモノレールなどを利用すれば国際通りやおもろまち方面を楽しむことが十分に可能です。しかし、海沿いのドライブや、バスが通らないような裏道にあるおしゃれなカフェなど、車で訪れた人にしか発見できない楽しみも数多く存在しますよね。
車で観光する際には、駐車場の料金や台数などの利用情報についてもあわせて調べておく必要があります。
那覇市内の駐車場ありのホテル
滞在する場所を那覇に決めたら、いくつかのホテルを候補に挙げ、条件を精査していきます。しかし、那覇市と言っても、空港方面と首里方面では主要な観光スポットが異なりますよね。また、那覇の道路は朝夕の通勤時間帯に渋滞することが多く、足止めを食らうこともしばしば起こります。
小さな島だからと甘く見ず、行きたい観光地に、よりアクセスしやすいホテルを選ぶことがコツとなります。また、駐車場利用料金はホテルによって差が見られ、中には無料で利用できるホテルも存在していますよ。注意したいのは、駐車場ありの記載があったとしても実際には公共パーキングを駐車場としている場合もあることです。
予約しておきたい場合や駐車できるか心配な場合は、ホテルに問い合わせて確認することも選択肢の一つです。
渋滞に巻き込まれにくい場所を選ぼう
まず、安全で楽しいドライブの為に、那覇市の渋滞事情についてお伝えしなければなりません。
那覇市には、国際通りの県道39号、国道58号、国道330号などの通勤時間帯の渋滞が見込まれる道路が存在しています。この3つの道路を利用する場合は時間帯に気を付ける必要があります。
また、渋滞する道路をなるべく使わないでアクセスできるホテルにしておくと、時間帯に縛られず旅行を楽しむことができるでしょう。渋滞を避ける一つの裏ワザとして、2011年に開通した那覇うみそらトンネルを利用すれば、那覇市若狭方面から那覇空港にかけての所要時間を10分短縮することができます。
沖縄県初の海底トンネルでもあるうみそらトンネルですが、若狭方面からトンネルに入るまでの景色は、まるで海の上を走っているような爽快感のある造りになっています。
南部方面への観光を計画している方は那覇市若狭方面のホテルを利用すると、このうみそらトンネルの景色も併せて楽しむことができますよ。
若狭方面の駐車場ありのホテル3選
「ホテルフロムオキナワ」沖縄県那覇市若狭3-2-10とまりんや福州園、波の上ビーチへのアクセスが良好です。ただ、このホテルには予約式の駐車場はありません。駐車場を利用したい場合は近辺にある公共パーキングを利用することになります。
「PACIFIC HOTEL OKINAWA」沖縄県那覇市西3丁目6番1号こちらは那覇市の中でも地域住民から結婚披露宴の会場などに選ばれる、有名なホテルです。350台収容の大型平面駐車場を完備しています。
駐車料金は無料。「Victoria Hotel」沖縄県那覇市若狭2-2-12繁華街が近いので夜は少し喧騒があるかもしれません。観光地へのアクセスは良好です。予約制の駐車場が5台分あり、一泊500円で利用することができます。
駐車場代無料のホテルが最良か?

駐車場代が無料のホテルにこだわる理由はなんでしょうか。駐車場代は無料でも、宿泊費自体がお高めな設定だった場合、駐車場代を払ったほうが安く済むこともあります。長期滞在の場合であれば、毎日加算される駐車場代を、できるだけ安く済ませることに意義はあるのかもしれません。
しかし、そうでない場合は、宿泊費などの総額を見て判断したほうがお得になることもありますよ。
カプセルホテルで駐車場ありのホテルはあるのか?

カプセルホテルで駐車場付きのホテルがあるのか検索してみましたが、条件に当てはまるホテルはなかなか見当たりませんでした。最低限のスペースを提供することで低価格にしているカプセルホテルですから、駐車場付きという条件は相容れぬものなのかもしれません。
ただし、那覇市内には多数のコインパーキングが存在しています。予約などは取れませんが、イベントがない時期であれば利用できる確率も上がります。どうしてもカプセルホテルを利用したいという場合は、ホテルへ電話して周辺情報を教えてもらうか、地図情報を見ていくつか利用できそうなパーキングをピックアップしておくと便利です。
首里方面で駐車場ありのホテル
首里方面へ向かう際に気を付ける点が一つあります。それは県道29号線のバスレーン規制についてです。7:30~9:00(安里十字路松川向け)、17:30~19:00(安里十字路首里向け)は一部がバス専用レーンとなります。
旅行で訪れた土地で罰金を取られるなんてことにならないよう、バスレーンの時間帯には気を付けて運転してください。観光客向けのホテルは国際通り近辺、泊港近辺に多く集まっていますが、首里へ向かう途中にもいくつかあります。
「ダブルツリーbyヒルトンホテル那覇首里城」沖縄県那覇市首里山川町1-132-1駐車場料金は一泊900円。那覇市を一望できる立地にあり、首里城までのアクセスも良好です。
ただし車で利用する場合は冒頭でも申し上げた通り、バスレーンに注意してください。「沖縄ホテル」沖縄県那覇市大道35番地ダブルツリーよりも料金設定はお安め。創業昭和61年の歴史のあるホテルです。収容台数50台の駐車場があるため、予約の必要はありません。
ダブルツリー同様、ホテルまではバスレーンに注意して運転する必要があります。
首里方面へ向かう場合は、那覇市与儀、安里十字路、松川交差点の渋滞が予測されます。あらかじめ、渋滞に巻き込まれたことを想定した時間で行動することをお勧めします。また、那覇市は関東などに比べてバイクの数が多いことも特徴的です。
信号待ちですり抜けてくる場合がありますので、市内を運転する際にはサイドミラーにも注意を怠らないようにしましょう。
駐車場ありの海沿いにあるホテル
オーシャンビューのホテルと言えば中部、北部などのホテルが有名です。しかし、那覇市内にも美しい海を眺めることができるホテルがありますのでご紹介します。「琉球温泉瀬長島ホテル」沖縄県那覇市豊見城瀬長174-5
ホテル宿泊客用の駐車場が無料で用意されていますが、先着順となっています。
満車の場合は近隣の駐車場へ案内されることもあるようです。こちらは2015年にオープンした「ウミカジテラス」と併設されているホテルです。ホテル内には温泉施設もあり、宿泊目的以外の観光客も多く訪れる人気スポットです。
「波の上ビーチサイドホテル」沖縄県那覇市辻3-2-36駐車可能台数80台。一泊1000円の駐車料金がかかりますが、上記で紹介した瀬長島ホテルと比較すると宿泊料金はだいぶお安め設定です。連泊しない場合はこちらのほうがお得ですね。
目前に波の上ビーチがありますので、海で遊びたい方にも最適です。